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2010年3月16日 (火)

父が来ました。

父が来ました。

遠く北陸から車を飛ばして。

もういい歳なのに。。

私が代わって車を運転して、近くのスーパー銭湯まで送りました。


車のステレオから、母が好きだった曲が流れてきました。


「ずっとこれ聞いて、ここまで来たの?」

「母さんが良く聞いてたのだから聴いてて辛くなるけど、他に聞くものないからな」

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この絵は、ご存知の方も居るかもしれませんが、私が母の病室に飾るために描いた絵。

奇跡を祈る気持ちで描きました。

普通に奇跡も起こらず、
母が危篤になったという連絡を受けたとき、
私は車で金沢まで走りました。

なぜか、中島みゆきの「歌姫」を繰り返し繰り返し、
何時間も聴いてたんだよね。

そのときは、どうしても優しい歌が聴きたくなったの。

金沢の病院に着いたとき、母は集中治療室に居ました。
亡くなる前って、一時的に元気になるようだね、ガンの患者って。

ちょっとだけの笑顔。ちょっとだけの奇跡。

その一週間後に母はなくなり、

あれから約4年。

村上春樹が小説の中で言ってた
「死は生の延長線上にあるもの・・・・」
って、謎掛けのような言葉の意味も、私なりに解釈が出来てきた頃。

死は終点でなく、延長線途上っていうような意味。

ちょっと哲学。

父の車の中で掛かってた、母の好きだった音楽は・・・

・・・・・美空ひばりでした!

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コメント

こんにちは。
お父様がこちらまでいらっしゃたのですね。
車の中でお母様の好きな歌を聴きながら・・というところがとても心に残りました。
puniさんが描いた絵も。
お会いしたことありませんが、お母様はとても優しく、素敵な方だったんだろうな・・・と思います。
伝わってきました。

投稿: k | 2010年3月20日 (土) 12時58分

>Kさん

ありがとうございます。
もし、よろしければカテゴリーの「絵」の所を、ちらっと見ていただければ、一番初めの「母の日」の記事で私の母の事を書いてます。ぜひ、覗いていただきたいです。
そのなかで紹介してる曲の中に、何か答えがあるかもしれません^^

(「絵」のその後の記事は破壊的なので鑑賞に耐えないと思いますcoldsweats01

母は私が絵に一生懸命だった頃、一番応援してくれた存在で、私にとって世界一の母でした。
そのころの私の唯一の心の支えだったかもしれません。
母は私の描く絵がとても好きでした。
母が入院してるときに、たくさんの絵を描いてあげて、母のベットの周りに飾りました。
これは、その一枚です。

それまでは父とは、あまり仲が良くなかったのだけど、母が亡くなってからは、なぜか気持ちが通じるようになったような気がします。
父は、やはり今でも時々寂しくなるようで、今回はいきなりこちらに車で来てしまいました。

Kさんの前にブログで「愛情は変化するか・・」という記事がありましたね。。
それについて、私は自分の親を見ていると、やはり愛情はずっと変わらないって思えます。

一緒になった夫婦って、それはやはり縁だと思うし、自分の親に対する愛情が変わる事がないように、夫婦の愛情も変わらないと思いたいです。

投稿: puni | 2010年3月21日 (日) 00時37分

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